May 06 2010
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私は4つ会社を経験していますが、ベンチャー性が高まるにつれ、決裁者の恣意性(個人的な価値観・好み)でデザインが判断される傾向が強くあることを知っています(上場会社は管轄部門でレギュレーションを決めていること、現場ではデザインよりも自分の顧客に関心が向いていることで、不思議とあまりブレがない)。
著者が指摘のように、出来合いのものをイメージ指定したり、なんとなく高級感を、というむちゃくちゃなオーダーが飛び交う世界。デザイナーが迎合せざるを得ないいびつなパワーバランスが生じます。
ですから、いわゆるデザインに関わる人から本書のような内容が出てきたことはびっくりと言ったら失礼ですが、びっくりです。それはデザイナーのせいというよりも、上記のような企業側(発注サイド)の問題が大きいからです。あらためて本書の魅力を下記に2点記します。
【1】マーケティング基点のデザイン活用 技法をそれのみに分離せず、デザインマーケティングのポジショニングにおいて技法を使い分けることを提唱しています。デザインはデザインありきではないということ。かえすがえすも企業内でマーケティングを語り合うことの重要性を痛感します。
【2】未来志向のマーケティング基点 商品やサービスの認知・利用・決定要因が縦横無尽に広がる時代。旧来のテストマーケティングによるデータ分析にとらわれていると、その場しのぎのデザインになってしまうと著者は警鐘を鳴らしています。心理学や脳科学に照らして判断すべしとは、「個」のマーケティングの時代にとても重要な観点です。
— セミナー事務局の機知 wit: 『売れるデザインのしくみ -トーン・アンド・マナーで魅せるブランドデザイン』|ウジ トモコ
http://seminarjimukyoku.com/article/137810490.html (via ujitomo)
http://seminarjimukyoku.com/article/137810490.html (via ujitomo)
(5 notes)